相談の流れ

初めての皆さんは、相談する際にかなりの勇気がいるようです。
・相談したことが会社に知れたらどうなるだろう?
・ちょっと聞いてみたかっただけだけど、組合が過剰に動いて大変なことになるのじゃないか?
・なんだか怖い感じがする・・・
・街宣活動などに参加しないといけないのだろうか?
・一度関わったら、後々、社会的に差別を受けるのではないか?

などなど、初めての人は、先入観などが先行し、敷居が高く感じられるものです。
しかし、実際に、そのような心配をされる必要はありません。また心配なことは心配であると話すことが重要です。
実際に岐阜一般労働組合をはじめとする合法的な労働組合は、法律で認められた労働組合組織で活動も合法的なものです。

そして、労働組合は、問題解決のためのアドバイスや手助けをしますが、決して相談者に脅迫したり無理強いをすることはありません。
時に熱意ある役員の方が「こうしなければ、あなたは、だめだ!」などと熱弁をふるうかもしれませんが、それであっても、どうしても受け入れられない場合は拒否することも出来ます。(解決への道は遠くなる可能性もありますが、)代替え手段を提案したりすることもあるでしょう。

会社に意見することが難しかったリ、怖かったリ、現に不当な待遇を受けるなどしていても、まずはしっかりと労働組合に対しては、今、心配している事、会社の問題、意見や希望等ををしっかり伝えることが解決への近道となります。

相談の流れとなりますが、、、
1. まずは、お電話、メール、Webサイトのお問合せフォームからご連絡ください。
その際に一番問題と感じていることや出来事などを簡単に書いてください。
例1:昨日、会社から急に来なくてよいと言われ、今日出社したものの机も椅子もなく仕方なく帰宅した。これからどうしてよいか分からない。
例2:当初3ヶ月の試用期間であったが、1年たった現在でも試用期間扱いで残業も毎月60時間ぐらいあるが、試用は残業手当はないと言われた。

2. 電話でスケジュールを調整し岐阜一般労働組合の事務所へお越しいただきます。
これは、電話では、詳細は分かりませんから、実際にお越しいただき、より詳細なお話を聞いて対応策などをご提案させていただきます。
※何らかの事情で、事務所でお話を伺えない場合は、別の場所やご自宅でお話を聞くことも可能ですので、お知らせください。
ごく一部の深刻かつ緊急の場合は、あなたの意見や希望を聞いたうえで、その場で組合に加入(結成)していただき、会社に対して団体交渉を申し込む場合もありますが、もし、団体交渉を行うような状況になったとしても専門のベテラン役員が慎重に対応しますから、ご安心ください。

3. あなたは、2で提示された解決方法や解決後の展望を、よく考え、整理して、再度、貴方の意思表示をご連絡していただくこととなります。
あなた自身が、やっぱりやめたとなっても、労働組合は、あなたの意見を尊重します。
ただ、一つ言えることは、「何もしなければ、会社の思い通り」ということです。